通りがかりの自転車3
友人と昼飯を一緒にして帰りの良く通る歩道で、一瞬自分の目を疑った、まさかそんな、しかしスペルは「CLAUDBUTLER」!そう英国の雄クロードバトラーだったのです。とても嬉しく驚きなのですが「なんとオイタワシイ現代風の姿になられて…」冗談ですが、そんな芝居じみた台詞が出てしまいそうだった。
CLAUDBUTLERは未だに生産というか、自転車メーカーとして有ったのです!詳しいことはまだこれから調べましょう。しかしこんな現代風のアルミフレームに生まれ変わってしまうと、みんな:失礼私のような古い自転車乗りは気がつきませんし、えーーー(深く考えてはいけません)だと思います。だってCLAUDBUTLERといえばこんな↓でしたよ。
photo from classicrendezvous 1952ClaudButler "Olympic Sprint"
トラックレーサーでこんな品の有る車体は滅多に見られません。獲物を狙う肉食動物の首のように下にぐっと曲がったステム・木製リムに特大ラージフランジのハブ・チェーンホイールには「CL」の形が・金色フレームのラグワークも素晴らしい!・フォークはおそらく真ん丸断面・シートステーの蓋なんて長ーくなっちゃって、どっからでもかかって来いっていう感じです。自己陶酔の世界ですみません…
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コメント
「CLAUDBUTLER」知りませんでした、もちろんトラックレーサー時代も。現代の「CLAUDBUTLER」は、アメリカ製といっても台湾製といっても通じそうですね。ところで、「Raleigh」もアルミ製(前・後三角カーボン)の現代風が闊歩してます。
投稿: shin | 2006/06/01 12:04
shinさん、こんにちは。
CLAUDBUTLERは歴史のあるメーカーで1958年ころ?他のメーカーの傘下に入りブランドとして生きながらえているようです。同じ英国の自動車に良くあるパターンですね。
1964年の東京オリンピックにも出ていた!と、ちょうど今月のNewCycling誌で長谷川自転車商会のおやじさんが書いてました。この写真の現代風はさらに親メーカーが変わって生産されているものではないかなー?と思っています。
確かにRaleighもそうですが、ずっと順調に(CLAUDBUTLERに比べ(笑))今日まで来たとおもいます。ツルのマーク?は日本的で好きです。
それにしても英国車の奥は、すんごく深いです。ここにきてそれに感心する日々が続いています。
投稿: kazuhiko | 2006/06/01 23:21