動植物の引っ越し!?
以前行った野生メダカの生息地周辺の道路工事が進みいよいよ隣接する水路から「動植物の引っ越し」となった。こんな機会はそうはないだろうと、なにはともあれ参加した。
引っ越し作業は、県や市の関係者(道路・環境等々)+道路工事施工者+一般有志市民で行われた。まずは県の内水面試験場のメンバーが川幅大の大きな網を持って川下から洗いざらい動物を捕まえながら進んで行く。植物、今回はササバモは土ごと採取して土木関係者が移植地へ搬送。彼らが通った後を我々市民が網を片手に残された(逃げた?)動物達をすくっていく要領だ。これがちょいと練習が必要、網は動かさずにその川上側から足で川底ごとバシャバシャと網めがけて追っていく。コツを掴むと面白いように魚が捕れる!幅30~40cmほどの網でも一度で10匹位入ることも。昼食をはさんで5時間30分の作業は、僕にはとても楽しく新鮮で、あっという間に終わってしまった。気づけば膝から下はずぶ濡れ長靴は満水、体のあちこちが痛かったが、一緒に廻っていた僕よりだいぶ先輩のご婦人方もとても楽しそうに作業されていた。
「魚も貝も昆虫も、生き物全部とってください」といわれたが確かにいろんな生き物たちがいた。僕はメダカもドジョウも相当数捕ったが、ちょっと珍しくて嬉しかったのがタイコウチだ全部で3匹捕まえた。図鑑や写真で見たことはあるけれど、自分で捕まえたのは初めて。乱暴にガサガサやったので足が一本とれてしまったか?すまん。
専門家?諸氏の作業はまだ終わらない。捕まえた動物たちを一つずつ身長・体重を計測し、カウントしながら放流してゆく。クロメダカ・オイカワ・タモロコ・ドジョウ・カマツカ・フナ・カワニナ・タニシ・タイコウチ・ヤゴ・ヒル・シジミ・サワガニ・ザリガニetc、うーんここからがなかなか大変と感心しながらその場を後にした。
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