通りがかりの自転車7
神田は閉店前日ALPSの前、歩道にて。オーナーは店内でクラシックパーツの最後の在庫達を食い入るように物色していました。若いオーナーはこの美しいロードレーサーMASIを街乗りに仕立てて楽しんでいられた。
MASIは創業1926年、ミラノの有名な競技場ピスタヴィゴレッリのトラックの下に有るという(行ったこと無いので良く知りません)。金色がかったシルバーにイエローのロゴが冴える、とても丹精に作られたレイノルズ531フレーム。クランクは旧い鉄製3ピンのカンパ、リアディレイラーも鉄レコか?フロントはたぶんグランスポルトスライド式。サドルとバッグはBROOKS、ハンドルはアップターンバー(メーカー?)。この自転車を印象付けるのは、めっきり見ないビキニフェンダー、たぶんブレーキが汚れるのを防ぐ程度しか役には立たないが、これだけでだいぶ雰囲気が出る。それとクラシックなテールライトこのMASIには合っている。ブレーキレバーをもうちょっとクラシカルな雰囲気のものに替えられればベストかな?やっぱりここまで「街乗り」風になってくると、古風とはいえチェーン・ギア廻りのスパルタンな感じが気になります…、と勝手な通りがかりの者のつぶやきです、お気になさらずに。
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